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マイクロコンバージョンとは?導入メリットや注意点、設定方法も詳しく紹介!

「広告のクリック数は多いが、購入に至るユーザーが少ない」

「購入ページの改善点を見つけたい」

この記事では、マイクロコンバージョンについて、以下の項目を解説します。

  • マイクロコンバージョンの概要やメリット
  • マイクロコンバージョンの注意点
  • 用途に合わせた設定方法

この記事を読むことで、マイクロコンバージョンの設定方法がわかるようになるため、ぜひ参考にしてください。

マイクロコンバージョンとは?

マイクロコンバージョンとは「最終的なコンバージョンを達成するまでの中間地点に設定するコンバージョン」のことを指します。

コンバージョンに至るまでの中間地点にどのくらいユーザーが到達しているかを計測し、これを疑似的にコンバージョンと定義した地点のことをマイクロコンバージョンと呼びます

ECサイトを例に、マイクロコンバージョンを設定できるポイントを見てみましょう。

ユーザーがECサイトの広告をクリックしてから商品を購入するまでの流れは、以下のようになります。

  1. 広告をクリック
  2. ランディングページで商品の「注文ボタン」をクリック
  3. お客様情報の入力画面に情報を入力し「入力内容の確認ボタン」をクリック
  4. 入力内容確認画面が表示され「注文確定ボタン」をクリック
  5. 注文が確定して、サンクスページへ遷移

この際、5で最終的なコンバージョンが計測されますが、マイクロコンバージョンの場合3や4の段階で計測します。

マイクロコンバージョンは最終的なコンバージョンの前段階に設定し、広告の改善点を発見する難易度を下げる手段として有効です。

また、ユーザーのサイト上での動きを推測する指標を一つ増やすきっかけにもなるため、次の施策を考案するための参考指標としても有効的でしょう。

コンバージョンとの違い

コンバージョンはマイクロコンバージョンと異なり、webサイト上もしくは広告配信の最終的な目標地点に設定されることが多い指標です。

コンバージョンとしてよく設定される項目に以下の4つがあります。

  • 商品やサービスの購入
  • お問い合わせ
  • 資料の請求
  • サービスの登録

一方マイクロコンバージョンはコンバージョンまでの中間地点に設定します。

マイクロコンバージョンを達成した時点では最終的な目標を達成できていないのですが、中間地点に設定されたマイクロコンバージョンはコンバージョンよりも多くの達成数がカウントできるため、コンバージョンで施策の良し悪しを判別するよりも早く判断することが可能になります。

早く判断することができるので、PDCAを早く回したり、集中的に予算を投下すべき施策を選別するなどの判断も早くすることができます。

このセクションのポイント

  • 広告運用ではあらゆる施策を実施する際にデータを用いて実施判断を下すことが多いと思います。収益に直結するコンバージョン(例えば、購入コンバージョン)数が多ければ施策実施を判断できるのですが、基準となるデータ量が少ない場合は正確な判断ができません。そんなときにオススメなのが、マイクロコンバージョンです。最終的な成果に至るまでの中間ゴールを設けることで、判断基準となるデータ量を担保して、正確な施策の実施ができるようになるのです。

マイクロコンバージョンを活用する2つのメリット

マイクロコンバージョンを活用するメリットとして、以下の2つがあります。

  • 自動入札の最適化に必要なコンバージョン数を補完できる
  • 広告やランディングページの改善点を発見できる
  • 施策の良し悪しを早く判断することができる

マイクロコンバージョンでできることについて詳しく把握できますので、ぜひお読みください。

メリット1:自動入札の最適化に必要なコンバージョン数を補完できる

自動入札の最適化には1ヶ月30 回以上のコンバージョン数が必要で、コンバージョン数を補完するためにマイクロコンバージョンを活用できます。

仮に、コンバージョン数が極端に少ないなかで、自動入札を実施したとしても予測精度が低くなってしまい配信パフォーマンスが悪化する可能性もあります。

しかし、マイクロコンバージョンを活用することで自動入札に必要なコンバージョン数を担保し、コンバージョン数が少ない商材でも自動入札を導入して運用の自動化・最適化をすることが可能になります。

また、マイクロコンバージョンをコンバージョン数として合算することも可能なので、自動入札の機械学習スピードを上げて精度を高めることもできます。

手動入札でも成果の良し悪しを判断するコンバージョンデータが増えることから、精度の向上が見込めます。

参考:スマート自動入札について

メリット2:広告やランディングページの改善点を発見できる

ランディングページのページごとや広告ごとに改善点を把握できるため、コンバージョン数の向上につながります。

たとえば、以下の広告Aと広告Bの成果が「クリック数1,000回、コンバージョン数10件」と同じ場合、改善点を把握するのが難しいです。

しかし、以下のようにマイクロコンバージョンを2箇所設けるといかがでしょう。

<ECサイトの広告の成果>

広告 広告のクリック数 商品紹介ページの
「注文ボタン」のクリック数
(マイクロコンバージョン)
入力フォームの
「入力確認ボタン」のクリック数
(マイクロコンバージョン)
入力確認ページの
「注文確定ボタン」のクリック数
(コンバージョン数)
広告A 1,000回 25件 15件 10件
広告B 1,000回 50件 20件 10件

上記のように「注文ボタン」「入力確認ボタン」のクリック数を見ることで、広告Aと広告Bのコンバージョンまでに至る数値が異なることがわかります。

広告Aの場合は注文ボタンのクリック数が低いことから、商品紹介ページに改善の余地があると判断できます。

一方で広告Bは入力確認ボタンのクリック数が著しく落ちているため、入力フォームに問題があると考えられるでしょう。

どのページで顧客が離脱するかを発見できるため、マイクロコンバージョンを用いることでコンバージョン数の改善につなげられます。

メリット3:施策の良し悪しを早く判断することができる

事業がおかれている状況次第では、「改善スピードを早めないといけない」もしくは、「一つの施策に潤沢に予算を投下して施策の良し悪しを正確に判断する余裕がない」といった場面があるかと思います。

そういう場面ではマイクロコンバージョンを設定することで解決できるかもしれません。

マイクロコンバージョンはコンバージョンへの中間地点に設定するものなので、少し乱暴な考え方ではありますが「マイクロコンバージョンが増えていれば、コンバージョンも増えるはずだ」という解釈をすることができます。

もちろんすべてのパターンにそう言えるわけではありませんが、コンバージョンよりもマイクロコンバージョンのほうがN数が多くなる可能性が高いので、マイクロコンバージョンを成果地点と解釈することで、コンバージョンを成果地点と解釈したときよりも早く改善することができる場合もあるでしょう。

このセクションのポイント

  • 広告運用の予算が少ない場合や商品が高値なもの、購入頻度がそこまで高くない場合、コンバージョンデータが月間で数件程度しか獲得できないことがあります。この場合、少ないコンバージョンデータだけでは、情報の信頼性がないため今後取りうる施策の良し悪しを正確に判断することができません。マイクロコンバージョンを取ることで、ページごとの歩留まり(獲得割合)を把握して、施策実行に活かすことができます。

マイクロコンバージョンを活用する3つの注意点

マイクロコンバージョンを適切に設定・運用するために以下のことに注意しましょう。

  1. 最終的なコンバージョンと相関がある中間ポイントを設定する
  2. 自動入札に悪影響を及ぼすことがある
  3. コンバージョンの種類が増えるため、管理工数が増える
  4. 施策の良し悪しの判断を間違える可能性がある

コンバージョン率の改善に大きく関わるため、ぜひお読みください。

1.最終的なコンバージョンと相関がある中間ポイントを設定する

コンバージョンと関係ないページをマイクロコンバージョンに設定しないようにしましょう。

たとえば、商品Aの購入数を増やすために、商品Aと関係のない商品Bの紹介ページの閲覧数をマイクロコンバージョンとしても改善にはつながりません。

あくまでも商品Aの購入と関係のあるページをマイクロコンバージョンとして設定することが大切です。

ユーザーが購入に至るまでにどのような行動をするのかを想定・検証し、適切なマイクロコンバージョンを設置しましょう。

2.自動入札に悪影響を及ぼすことがある

マイクロコンバージョンの数値が大きい場合、マイクロコンバージョン数の最大化が目標となって入札価格が調整されるおそれがあります。

Google 広告やYahoo!広告などにおいて、マイクロコンバージョンを含めたデータを自動入札の機能で最適化をすると、最終的なコンバージョンデータ以外(マイクロコンバージョン)を含めることになるので、自動入札機能が「マイクロコンバージョンは達成するがコンバージョンは達成しないユーザーに積極的に出稿していく」可能性があります。

そうなってしまうと、マイクロコンバージョンが増えるだけで最終的なコンバージョンは増えないことも起きかねません。

Google 広告やYahoo!プロモーション広告で、マイクロコンバージョンを自動入札のデータとして用いるには、マイクロコンバージョンを「コンバージョン列に含める」設定を有効にする必要があるので注意しましょう。

3.コンバージョンの種類が増えるため、管理工数が増える

マイクロコンバージョンを追加すると、管理する指標が増えるため広告運用担当者の作業負担が増えます。

とくにマイクロコンバージョンは最終的なコンバージョンとの総数でレポートに表示されるため、分割する作業が必要です。

分割機能を駆使して、適切にコンバージョンデータを収集・分析する必要が発生します。

また、指標が増えることで広告の運用方針や作業方法を見直す必要も発生するでしょう。

4.施策の良し悪しの判断を間違える可能性がある

メリット3「施策の良し悪しを早く判断することができる」の裏返しになりますが、マイクロコンバージョンを頼りに施策の判断や調整作業を行う際には、あくまでマイクロコンバージョンは成果地点ではないことを念頭に置いたうえで行いましょう。

「マイクロコンバージョンが増えていれば、コンバージョンも増えているはずだ」という解釈は、ほとんどの場合当てはまりますが、すべてに当てはまるわけではありません。

「マイクロコンバージョンが増えるかもしれないが、コンバージョンは増えないかもしれない」という仮説も立つような施策を行う場合は、とくに用心しましょう。

このセクションのポイント

  • マイクロコンバージョンを設定することで機会学習に必要なデータ量を担保できる点がメリットである一方で、媒体の誤った設定のまま自動入札をしているケースも多々発生しています。上記で解説したポイントを意識しなければ、運用がうまくいかなかったり、コンバージョン数が伸びなかったりする可能性があるため注意が必要です。

マイクロコンバージョンで良く使われるコンバージョンポイントの例

マイクロコンバージョンでよく使われるコンバージョンポイントの例を以下の表で紹介します。

マイクロコンバージョンの例概要
簡易的な資料請求会社名や氏名、メールアドレスなどを入力して資料をダウンロードできるページ
商品ページの閲覧ユーザーが商品ページを閲覧した数
カートへの商品の追加ECサイトで購入したい商品を「カートに追加」したときにカウントされる数
フォームの入力欄のクリック商品を購入する際やお問い合わせをする際など入力欄をクリックした回数
コンバージョンの導線途中にあるボタンのクリック「注文確定ボタン」や「入力内容の確認ボタン」など、注文からコンバージョンの間にあるボタンのクリック数
ページの読了率ランディングページやホームぺージを最後まで閲覧したユーザーの割合

それぞれ自社で確認したい項目をマイクロコンバージョンとして設定しましょう。

このセクションのポイント

  • マイクロコンバージョンを設定することで、ユーザーの行動把握をすることも可能になります。コンバージョン数が少ない場合に限らず、LPに複数のコンバージョンポイントがある場合はそれぞれのポイントごとにマイクロコンバージョンを設定して、どの段階でユーザーが離脱しているのか?という視点でデータを集めることができるため、分析の精度向上に活用することができます。

マイクロコンバージョンの設定方法

本記事では、Google タグ マネージャーを用いたマイクロコンバージョンの設定方法を紹介します。

Google タグ マネージャーは、Web広告やWebサイトのトラッキングに必要なタグを一元管理できるツールです。

Google 広告だけでなくYahoo!広告のようなGoogle社以外のサービスでも利用できます。

Google タグ マネージャーを活用したマイクロコンバージョンの設定は、以下の手順で行います。

  1. コンバージョンタグの準備
  2. Google タグ マネージャーでのタグ設定

手順1についてはGoogle 広告とYahoo!広告の2つの方法を、手順2では測定したいユーザーの行動ごとに設定方法を紹介します。

手順1:コンバージョンタグの準備

Google タグ マネージャーでタグを設定するには、最初にコンバージョンタグのIDやラベルを用意する必要があります。

Google 広告やYahoo!広告におけるコンバージョンタグの準備方法を紹介しますので、各広告を運用している方は参考にしてみてください。

Google 広告の場合

  1. 右上のメニューにある「ツールと設定」より「コンバージョン」をクリックしてください。

  2. コンバージョン アクションの表から使用するコンバージョン アクションをクリックし、必要情報を入力します。

  3. 「Google タグ マネージャーを使用する」を選択すると、IDとコンバージョンラベルが表示されます。

なお、自動入札の調整で活用する場合は、コンバージョンアクション作成時に「入札単価の最適化に使うメイン アクション」にチェックを入れましょう。

参考:Google 広告コンバージョン

Yahoo!広告の場合

Yahoo!広告の場合は以下の手順でコンバージョンタグを発行できます。

  1. 広告管理ツールの検索広告画面から、「ツール」タブ→「コンバージョン測定」の順にクリックしましょう。 

  2. 「コンバージョン測定」タブから「コンバージョン測定の新規設定」ボタンを押し、コンバージョン測定の新規設定画面に遷移します。

  3. 以下の項目を任意で入力および選択をして、「保存してタグを取得」をクリックしましょう。


    ・コンバージョン名
    ・コンバージョン種別
    ・コンバージョン測定の目的
    ・計測方法
    ・自動入札への利用(自動入札を活用する場合は「する」を選択)
    ・計測期間
    ・1コンバージョンあたりの価値(任意)
  4. 「コンバージョンの設定タグ」の「タグを表示」をクリックします。

  5. 「コンバージョン測定タグ」にIDとラベルが記載されており、コピペすることで取得できます。

参考:コンバージョン測定の新規設定(ウェブページ)

手順2:Google タグ マネージャーでのタグ設定

IDとラベルを取得したらGoogle タグ マネージャーでタグを設定しますが、マイクロコンバージョンの測定方法によって設定のやり方が異なります。

本記事では以下の4つのパターンを紹介しますので、ぜひ活用してみてください。

  • ページビューの場合
  • ボタンクリックの場合
  • スクロール割合の場合
  • 要素の表示の場合

パターン1:ページビューの場合

特定のページが読み込まれたときにマイクロコンバージョンがカウントされる設定手順は、以下の通りです。

  1. 左メニューの「トリガー」をクリックし、トリガーの設定画面に遷移。右上の「新規」をクリックしてください。


  2. 「トリガーの設定」をクリックすると、右メニューが展開されます。右メニューの「ページビュー」を押します。


  3. 「このトリガーの発生場所」で「一部のページビュー」を選択してください。

  4. 「イベント発生時にこれらすべての条件が true の場合にこのトリガーを配信します」の項目で左のドロップリストから「Page URL」を選択。右の入力窓にマイクロコンバージョンを計測したいページのURLを入力します。

    「保存」をクリックすることでトリガーの設定が完了します。
  5. 次に、タグを設定するため左メニュー「タグ」をクリックします。

  6. 右上の新規をクリックし「タグの設定」を選択します。

  7. 右メニューから「Google 広告のコンバージョン トラッキング」を選択します。

  8. IDやラベルなど各項目を入力することで、設定が完了です。

参考:ページビュー トリガー

パターン2:ボタンクリックの場合

ボタンクリックの設定は、ページ遷移が発生しないECサイトで活用するときに有効です。

特定のページのボタンがクリックされた際にカウントされるマイクロコンバージョンを設定する場合、以下の手順で行います。

  1. 左メニューの「変数」を選択し、画面右上の「設定」をクリックします。

  2. 下記のクリックの測定に必要な6つの変数を追加してください。


    ・Click Element
    ・Click Classes
    ・Click ID
    ・Click Target
    ・Click URL
    ・Click Text

    それぞれの変数を取得することで、ページ内でクリックボタンが形成される要素をタグマネージャーで取得できます。
  3. 変数が追加されたかを確認します。


  4. クリックボタンの要素の名前を確認するため、対象のホームぺージに移動してください。

  5. GoogleChromeを活用する場合、F12キーを押す、または右クリックで「検証」を押してホームぺージのソースコードを出現させます。

  6. カーソルアイコンをクリックし、クリックボタンを生成しているソースコードがどこにあるかを探しましょう。クリックボタンにカーソルを合わせると、対象となるソースコードが展開されるため、手間なく見つけられます。

  7. ソースコードの「class」や「id」に記載されている変数を取得します。

  8. 左メニューから「トリガー」をクリックし「新規」を押します。「トリガーの設定」を押し、「すべての要素」を選択します。


  9. 「このトリガーの発生場所」で「一部のクリック」を選択。「イベント発生時にこれらすべての条件が true の場合にこのトリガーを配信します」の項目で左のドロップリストから「Page URL」を選択しましょう。右の入力窓にマイクロコンバージョンを計測したいページのURLを入力します。

  10. また、右の+ボタンをクリック。新しく表示されたドロップリストから「Click Classes」または「Click ID」を選択します。


  11. 右の入力窓に手順7で取得した変数を入力後、保存してトリガーの設定が完了です。

  12. パターン1の手順と同様にタグを設定することで、マイクロコンバージョンの設定が完了します。メニュー右上の「公開」から公開を完了させ設定完了します。

パターン3:スクロール割合の場合

ページのスクロールされる割合をマイクロコンバージョンで測定したい場合の手順を以下に紹介します。

  1. 左メニューから「トリガー」をクリックし、「新規」を押してください。

  2. 「トリガーの設定」を押し、「スクロール距離」を選択します。

  3. ランディングページで利用する場合は「縦方向スクロール距離」にチェックを入れ、任意で計測したい割合やピクセルを設定します。

  4. 「このトリガーの発生場所」で「一部のページ」を選択。「イベント発生時にこれらすべての条件が true の場合にこのトリガーを配信します」の項目で左のドロップリストから「Page URL」を選択しましょう。スクロールの割合を確認したいサイトのURLを右の入力窓に入力します。

  5. トリガーを保存をし、パターン1の手順と同様にタグを設定して、マイクロコンバージョンの準備が完了。メニュー右上の「公開」から公開を完了させ設定完了します。

縦長のランディングページの読了率を知りたいときに有効です。

パターン4:要素の表示の場合

ページ内のCTAボタンや特定の画像などの要素が表示された際にカウントされる、マイクロコンバージョンの設定方法を紹介します。

  1. 左メニューから「トリガー」をクリックし、「新規」を押してください。

  2. 「トリガーの設定」を押し「要素の表示」を選択します。

  3. トラッキングしたい要素に応じてIDかCSSセレクタのどちらかを選びましょう。

  4. 「このトリガーを起動するタイミング」や「詳細」を任意で設定し、トリガーを保存します。

  5. パターン1の手順と同様にタグを設定することで、マイクロコンバージョンの計測が可能です。メニュー右上の「公開」から公開を完了させ設定完了します。

縦長のランディングページにおいて、特定の要素が表示されたことをコンバージョンポイントとするときに活用できます。

また、アンカーリンクで自動的にスクロールが発生する場合も、要素の表示トリガーを使うことでより正確にページが読了されたことを判定できます。

まとめ

マイクロコンバージョンは広告やランディングページの改善点を見つけられるため、コンバージョン率の向上に活用できます。

ランディングページの特徴に合わせて自由にマイクロコンバージョンを設定できますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

弊社でもマイクロコンバージョンを活用した広告戦略についてご相談できますので、お気軽にお問い合わせください。

美根 龍一

DataSpoon代表/アカウントプランナー

2012年Web専門広告代理店への入社を機にインターネット広告の世界へ。

2020年に株式会社DataSpoonを創業し、大手インターネット広告代理店での広告運用コンサルティング経験と事業会社でのインハウス広告運用の経験を基に、お客様のビジネス拡大を最終ゴールとしたWebプロモーション支援を展開中。

インターネット広告を中心にWebマーケティングについてのお役立ち情報をお届けします。

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